CEDEC 2014に参加してきました
9/2〜9/4にかけて、
パシフィコ横浜で開催された
CEDEC2014に行ってきました。
今回は、以下の講演に参加してきました。
9/2
- ロジカルにゲーム企画をやろう! ~題材からのゲーム企画手法~
- 日本と海外のモバイルアプリ、ゲームのトレンド
- IGDA 2 ゲームを作るだけじゃない! 謎解き型体験イベントとの相乗効果で新規市場を開拓しよう
- 脱「プランナー」〜ゲームデザイナーの仕事〜
一日目は、長崎からの移動日でもあったので、午前中の講演を見ることができませんでした。
ネットの記事を見てると、冲方丁さんの基調講演が素晴らしかったみたいで、
拝見できなかったのがすごい残念です。
今回は市場や企画についての情報を中心に講演を選択していきました。
AppAnnieの桑水さんが海外のアプリ市場の統計データを色々紹介してくださったのですが、
以下の様なことが印象的でした。
・海外でも課金市場が伸びてきている
・メキシコとブラジルで無料アプリDLのすごく増えている
・売上の割合はアプリ内課金が9割。 有料アプリは1割にも満たない。
・日本はかなりiPadでの売上が少なく、iPad市場自体がさほど成長していない。
9/3
- ウェアラブルコンピューティングの動向とウェアラブルゲームへの展開
- 「楽しさ」の設計と評価~我々はどこで失敗し,どこへ向かうのか
- 事前登録者数45万人を獲得した施策『フライングゲットガチャ』 良策を連発する為の異業種協業体制とは!?
- 海外カジュアルゲーム市場の最前線報告
- 中国ゲームビジネス最前線2014~第一線を見つめてきた経営者と研究者の視点からみる中国進出成功の鍵~
二日目も海外市場の講演。
新清士さんによる、フィンランドゲーム市場のお話。
・フィンランドには「クラッシュ・オブ・クラン」、「アングリーバード」等、アプリ市場で大施工している企業が存在
・アングリーバードの会社は、新しいヒットアプリを生み出せていない
・アングリーバードは冬季オリンピックの開催が重なり偶然ヒットが広がった可能性が見られる ※
・売れてるアプリは50%は運が作用している感じ
アングリーバードはすでに売上が頭打ち状態みたいで、アプリ売り切りスタイルでは
やはり伸びという部分で厳しい面があるようです。
※ 正確には冬季オリンピックである選手がインタビューでアプリ名を発言したのが発端みたい
http://www.macotakara.jp/blog/report/entry-15084.html
9/4
- これからのゲームとゲームクリエイター
- ゲームの海外進出で成功する方法を考えよう!~市場動向・マーケティングから開発まで~
- 地方から世界に発信する初音ミクとコンテンツの未来
- どこまで使えるMBAAS?ゲームで利用する注意点と効果について
最終日。
この日も移動日で、最後の方の講演は見れませんでした。
基調講演は、龍が如くの名越さん!!
ゲーム雑誌やネットでもよく見かけていて、
特に龍が如くの開発に関わってから、見た目がガラッと変わったというのが印象的で
非常に興味がある方だったので、楽しみにしていた講演でした。
講演内容は、どうもTOKYO GAME SHOWで忙しい時期らしく、
資料などは用意されていなかったのですが、
コンシューマーの第一線で活躍されている中での経験談を色々話されていて
非常に面白かったです。
ネタ的な話になりますが、新人にある企業向けの企画書を書かせたら、
「ある企業名」「企画書」っていうのをネットで検索しだして、
すごい衝撃をうけられたそうです。
あまりにも衝撃過ぎて、怒っていいかもわからず、
それでいい企画書が上がってくるんならそれはそれでいいんだけど…
みたいな感じでどう対応していいか困ることも多いんだとか
三日間、色んなクリエイターのお話や調査結果などを見聞きできて
すごく刺激になりました!!