Unity / VRゲーム開発日記@長崎

Unityを使ったVRのゲーム開発をやってます。

Oculus向け音ゲー「Oculus Music!!」をGlobal Game Jam 2015で制作しました!

ここの開発日記にOculusと冠しておきながら、
長らく何も手を出せていませんでしたが、
先日、Global Game Jam(以下GGJ)に参加して、
Oculus向けのゲームを制作してきました!!


制作したものはこんな感じです。


OculusMusic in Global Game Jam 2015 - YouTube



プレイしてる所。


Playing Oculus Music. - YouTube

ルール

中央に半透明の緑丸が常時表示されていて、それが照準になります。
周り6方向にある白い丸に照準を合わせると照準が赤く光ります。

音楽が流れると、画面中央の地球から円形のノートが表示されるので、
そのノートと、白い丸が重なった時に、その照準を見つめていれば、
OK判定となります。

たまに、円形の中が赤で塗りつぶされているのがあるので、
その時は、照準を合わせた上で、ボタン(なんでもOK)を押すとOK判定です。


一般の音ゲーにあるようにGOOD、JUST、BADなどの判定はなく、
OKかMISSのみとなっています。



音楽が終了すると、画面中央にスコアが表示されて
ゲーム終了です。

実行ファイル

GGJの公式サイトに実行ファイルをアップしているので、
OculusDK2をお持ちの方は、是非試してみてください♪
http://globalgamejam.org/2015/games/oculusmusic


制作について

今回は、GGJへの初めての参加で、どういった雰囲気かもわからなかったので、
ちょっと緊張気味だったのですが、当日行った班決めで良いメンバーに恵まれて、
楽しみながら制作することが出来ました。


また、Oculusでチェックできるのが自分のPCのみだったので、
作業の分担などがうまくできず、チームのみんなには迷惑をかけっぱなしだったんですが、
そんな中でも、チームの方は想像力を働かせて、ゲームにマッチした
コードやリソースの制作をしてくれてなんとか完成にまで至りました。


Oculus向けのコンテンツ自体も初めての制作だったんですが、
ゲームとしては結構ちゃんと音ゲーになっていて、
ヘッドマウントディスプレイのゲーム性の一つの方向性を示せたのではと思っています。

気をつけた所

Oculus向けのコンテンツで一番気になっていたのが
移動時に感じる3D特有の酔いでした。
そこはできるだけ無くしたかったので、今回は
移動自体をなくし、立ち止まった状態で顔だけの操作にしました。


多くの方に試遊していただいたんですが、酔いのコメントはそんなに多くなかったので
その辺はうまく解決できていたのかなと思います。


ただ、やはり世界を動き回れるっていうのも大きな魅力の一つなので
今後、移動しても酔わないような工夫を色々と挑戦していこうと思います。


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リンク

■Global Game Jam 公式サイト
http://globalgamejam.org/


■Global Game Jam 日本
http://ggj.igda.jp/


■Global Game Jam 福岡
http://www.zusaar.com/event/11847004